粗大ゴミはどう処分したらいいですか?
粗大ゴミの処分には、自治体の回収を申し込む方法、不用品回収業者に依頼する方法などがあります。処分したいものの大きさや量、急ぎかどうかによって選ぶとスムーズですよ。
家具や家電を処分しようとすると、「どうやって出すんだっけ?」と迷ってしまうことがありますよね。堺市では粗大ごみは事前申し込みと手数料券の購入が必須で、ルールに沿っていないと回収されないこともあります。
手続き自体は難しくありませんが、シールを貼る位置や大きい家具の運び出しで悩む人は多いもの。自分では動かせない場合は、不用品回収業者に依頼する方法もあります。この記事では、堺市での粗大ごみの正しい出し方をわかりやすく紹介していきます。
早稲田大学文学部卒。在学中、不用品回収特化型メディア「不用品回収の窓口」を開発・運営。ハウスクリーニング・お庭仕事・害虫駆除の領域にも精通し、1000社を超える出張業者の業務改善や集客改善に注力。環境省が主催する「使用済製品等のリユース促進事業研究会」へ定期的に参加し、ゴミ問題解決に取り組んでいる。暮らしの悩み領域に関する多様な記事の執筆・監修も担当。
目次
堺市で「粗大ゴミ」に該当するものとは?

これ、普通の燃えるゴミで出していいのか、それとも粗大ゴミなのか悩んでて…。
堺市ではサイズによってゴミの分類が変わるんです。30cmを超えるものは粗大ゴミとして出すのが基本になりますよ。
「このテーブルって普通ごみ? それとも粗大ごみ?」と迷ったこと、ありませんか。堺市は品目やサイズの決まりがあるので、自己判断だと回収されないことも。捨てる前に、堺市のルールを軽くチェックしておきましょう。
堺市の粗大ゴミの種類
堺市では、家庭から出るごみのうち、おおむね「長さまたは幅が30cmを超えるもの」が粗大ごみに該当します。以下のようなものが代表例です。
- 電化製品:電子レンジ、扇風機、掃除機、炊飯器など
- 家具類:本棚、タンス、机、ソファ、椅子、ベッドフレームなど
- 寝具関連:マットレス、敷布団、毛布、座布団、枕など
- その他:自転車、スーツケース、ゴルフバッグ、スキー板、チャイルドシート など
「これ、普通ごみに出せるかな?」と迷うサイズのものは、粗大ごみの可能性が高いと考えておくと安心です。なお、解体して小さくしても、元の大きさで判断されるケースが一般的です。特に家具類は素材に関わらず粗大ごみ扱いになることが多いので注意しましょう。出す前にサイズを測っておくと確実ですね。
また、堺市の粗大ごみ基準や対象品目は変更される場合があります。思い込みで出してしまわないよう、申し込み前に堺市公式サイトや粗大ごみ受付窓口で最新情報をチェックしておくと安心ですね。受付方法や手数料も確認しておきましょう。
自治体では回収できないもの
「手数料シールを貼ったのに回収されていない…」そんなケースは、堺市でも実は少なくありません。原因の多くは、粗大ごみの対象外品を出してしまっていることです。大きさだけで判断すると間違えやすいので、事前確認が大切ですね。
堺市で収集できない主な品目は次のとおりです。
| 種類 | 品目 |
|---|---|
| 家電4品目 | エアコン・冷蔵庫・洗濯機・テレビ |
| パソコン | ノートパソコン、デスクトップパソコン、ディスプレイ |
| 危険物 | 灯油・ガソリン・軽油などの燃料類、スプレー缶、カセットボンベ、ライター、シンナー・接着剤・溶剤類、塗料、農薬・殺虫剤・漂白剤などの薬品類、バッテリー、ガスボンベ |
| 適正処理困難品 | 消化器、耐火金庫、ピアノ、自転車、バイク、タイヤ、マッサージチェア、土・石・砂・レンガ、医療系廃棄物 |
| 事業系ゴミ | お店や会社で使っていた業務用の什器やオフィス家具など |
収集対象外の物を出してしまうと、そのまま置かれるだけでなく、近隣の方との思わぬトラブルにつながることもあります。もし堺市で粗大ごみに該当しない物を処分したい場合は、次のような方法も考えてみましょう。
- 購入店やメーカーの引き取りサービスを利用する(家電類など)
- 不用品回収業者へ依頼する(対応エリアや料金は必ずチェック)
- リユース・リサイクルに出す(フリマアプリやリサイクルショップなど)
「堺市では粗大ごみになるの?」と迷ったら、自己判断せず堺市公式サイトや粗大ごみ受付窓口で確認しましょう。品目検索や電話で事前に調べておけば、回収されないといったトラブルを防げます。
粗大ゴミの処分方法を比較|【堺市VS回収業者】

粗大ゴミって、自治体に頼むのと回収業者にお願いするの、どっちがいいんでしょうか?
どちらにもメリットがあるので、自分に合った方法を選ぶのがコツです。それぞれの特徴を簡単にまとめるので、目的や状況に応じて、どちらがぴったりか、一緒に確認してみましょう。
堺市で粗大ごみを処分する方法は、大きく分けて2つあります。堺市の粗大ごみ収集に申し込んで指定日に出す方法と、不用品回収業者に自宅まで引き取りに来てもらう方法です。
「安く済ませたい」「早く片づけたい」「運び出せない」など、状況によって選び方は変わります。ライフスタイルに合わせて検討しましょう。
| 比較項目 | 堺市の自治体回収 | 不用品回収業者 |
|---|---|---|
| 料金 | 安い | 高い |
| 予約 | 数日〜2週間前後 | 最短即日対応あり |
| 搬出 | 自力で指定場所まで | 室内から搬出してくれる |
| 安全性 | 安心・確実 | 業者の選定に注意が必要 |
費用を抑えたいなら堺市の粗大ごみ収集が向いています。手順はシンプルですが、予約状況によっては日程が限られ、搬出は自分で行う必要があります。
急ぎや大型家具の処分なら不用品回収業者が便利です。費用は高めですが、室内からの搬出や日時指定に対応してもらえるのがメリットです。
堺市で粗大ごみを処分する際は、費用と手間のバランスを見て選びましょう。
堺市の粗大ゴミ回収の流れ

「堺市の粗大ごみは手続きが大変そう…」と思われがちですが、流れを知っておけば難しくありません。ここでは、申込方法から収集当日までの手順をわかりやすくまとめていきますね。
① 粗大ゴミ受付センターに申し込む
堺市で粗大ごみを出すには、事前予約が必要です。まずは「堺市粗大ごみ受付センター」に申し込み、収集日を決めましょう。申し込み方法は電話とインターネットの2通りありますので、ご自身に合った方法で進めましょう。
【電話での申し込み方法】
「直接確認しながら進めたい」「この品目は堺市の粗大ごみ対象?」と不安な場合は、電話申し込みが安心ですね。オペレーターとやり取りしながら予約できるので、初めてでもスムーズに手続きできます。申し込みは、堺市粗大ごみ受付センター(0120-00-8400)へ電話しましょう。
電話では、次の内容を伝えるとスムーズです。
- 氏名・住所・電話番号
- 粗大ゴミの品目・大きさ・個数
- 希望の収集日
受付時間は、月曜〜金曜の9:00〜17:00、土曜の9:00〜13:00(※年末年始は休み)です。平日午前はつながりやすく、「これは堺市の粗大ごみ?」「分解すれば普通ごみ?」といった疑問も確認できるので、初めてでも安心して申し込めます。
【インターネットでの申し込み方法】
「好きな時間に申し込みたい」「電話は少しハードルが高い…」という方には、堺市の粗大ごみインターネット受付がおすすめです。堺市の粗大ごみインターネット受付(※)にアクセスして、案内に沿って入力すれば手続きできます。スマホからでも簡単に申し込めますよ。
Web受付は原則24時間利用でき、空いた時間に申し込めるのが便利ですね。申し込み後には処理手数料と受付番号が表示されるため、手数料シール記入用に番号は必ず控えておきましょう。
引っ越し時期や月末は電話が混み合うこともあります。「待ち時間を避けたい」「堺市の粗大ごみ手続きを早く済ませたい」という場合は、インターネット申し込みがスムーズです。
② 粗大ゴミ処理券を購入する
堺市の粗大ごみ収集を申し込んだら、案内された金額分の粗大ごみ処理手数料券を購入します。必要枚数をそろえ、品目ごとに見やすい場所へ貼りましょう。
堺市の処理券は【400円券】の1種類のみです。案内された金額に合わせて枚数を用意し、しっかり貼りましょう。金額不足や貼り忘れがあると回収されないことがあるため、受付時の案内は必ず確認しておきたいですね。
処理券は、堺市内の指定取扱店で購入できます。
- コンビニ(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど)
- スーパー(イオン、ライフ、万代など)
- ドラッグストア(スギ薬局、ウエルシアなど)
処理券は堺市内の指定取扱店で販売されていますが、全店舗で扱っているわけではありません。引っ越し時期は品薄になることもあるため、早めに購入しておきましょう。堺市の処理券は原則有効期限がないので、余った場合は次回に使えます。
「金額は合っている?」「何枚必要?」と迷ったら、堺市粗大ごみ受付センターに確認しておくと安心です。
③ 粗大ゴミ処理券に必要事項を記入する
処理券は買ったらすぐ貼りたくなりますが、堺市では貼る前に必要事項をきちんと記入することが大切です。記入漏れがあると確認できず、回収されないこともあるので注意しましょう。
堺市で記入する内容は主に次の3つです。
- 収集予定日
- 受付番号
- 氏名(もしくは名字のイニシャル)
これらが書かれていないと申し込み情報と照合できない場合があります。特に受付番号の書き忘れには注意しましょう。
また、先に貼ると凹凸で書きづらくなることがあるので、机など平らな場所で記入してから貼ると安心です。雨の日はにじみやすいので、油性ペンを使うとより確実ですよ。
ほんのひと手間ですが、きれいに記入することがスムーズな回収につながります。
記入ってそこまで厳密じゃなくても大丈夫ですよね?
いえ、意外と見落としがちですがとても大事なんです。書き忘れや不備があると回収されないこともあるので、丁寧に書いておきましょうね。
④ 粗大ゴミ処理券を粗大ゴミに貼る
記入が終わったら、堺市の粗大ごみ処理券を粗大ごみに貼りましょう。ポイントは「ひと目で確認できる場所」に貼ることです。見えにくい位置だと確認できず、回収されないこともあるので注意しましょう。
堺市でも、1点ごとに案内された金額分の処理券を分かりやすい場所へ貼るのが基本です。貼る位置の目安は次のとおりです。
- 家具(棚・タンスなど):正面や扉の外側など見やすい面
- マットレス・絨毯:中央付近の平らな部分
- 家電(電子レンジ・扇風機など):前面パネルの目立つ位置
裏面や脚の内側、角の奥などは気づかれにくく、「シールがない」と判断されることがあります。正面や上面など、ぱっと見て分かる場所を意識しましょう。
雨や風が強い日は四隅を軽くテープで固定しておくと安心です。ただし、受付番号や氏名の上にテープを重ねないようにしましょう。
小さな手間ですが、確実に回収してもらうための大事なポイントです。最後まで丁寧に仕上げておきましょう。
処理券って、どこに貼ればいいんでしょう?適当に貼っちゃダメですか?
見える場所に貼るのが大前提です。回収作業員が一目で確認できる位置に貼っておけば、安心ですよ。
⑤ 粗大ゴミを指定場所に出す
処理券を貼り終えたら、堺市で指定された排出場所へ粗大ごみを出しましょう。「どこに置くの?」「何時まで?」と迷いやすいですが、堺市では収集日の朝9時までに指定場所へ出すのが基本ルールです。
排出場所の目安は次のとおりです。
- 戸建ての場合:自宅前など指定された場所で、通行の妨げにならない位置
- 集合住宅(マンション・アパートなど):管理会社や掲示板で案内されている指定場所
特にインターネット申し込みでは、通常の家庭ごみと異なる場所が指定されることがあります。申込時に表示される「排出場所」は必ず確認しておきましょう。
「前日の夜に出そうかな」と思うかもしれませんが、堺市では当日の朝に出すのが原則です。前日から出してしまうと、次のような理由で回収されないことがあります。
- 歩行や車の通行の妨げになる
- 不法投棄と勘違いされる
- 雨や風で処理券が剥がれたり、文字が読めなくなる
「この場所で合っている?」と不安があれば、堺市粗大ごみ受付センターに確認しておくと安心です。ひと手間かけるだけで、回収トラブルを防げますよ。
前日の夜に出しておいた方が安心かなと思ったんですけど、それでも大丈夫ですか?
実はそれNGなんです。堺市では「収集日の朝9時まで」がルールなので、必ず当日の朝に出してくださいね。
堺市で粗大ゴミ搬出が困難な方

自分で粗大ゴミを搬出できない場合はどうしたらいいですか?
堺市では、高齢者や体の不自由な方を対象に、粗大ゴミの搬出支援制度があります。事前申請は必要ですが、条件に合えば職員が手伝ってくれますので、まずは相談してみましょう。
「重くて運び出せない…」「ひとりじゃどうしようもない」そんなときは、堺市の粗大ごみ持ち出しサービスを活用してみましょう。安心して処分を進めるためにも、利用できるサポートは上手に使いたいですね。
粗大ゴミを運び出すのが難しい方へのサポート
「粗大ごみを外まで運べない…」「一人では玄関まで動かせない…」という場合は、堺市のふれあいサポート収集(※)を利用できることがあります。通常、堺市の粗大ごみは指定場所まで自分で出す必要がありますが、対象となる方であれば職員が玄関先などまで収集に来てくれる制度です。
利用には条件があり、高齢の方や障害のある方、けがや病気などで搬出が困難な方などが対象となります。「自分も当てはまるかも?」と感じたら、早めに確認しておきましょう。
申し込みや詳細は、堺市の担当窓口へ事前相談が必要です。あらかじめ手続きをしておけば、収集当日の負担もぐっと軽くなります。無理をせず、まずは堺市の公式案内をチェックしてみてくださいね。
粗大ゴミ処理手数料減額の対象者
「粗大ごみを出したいけれど、処理手数料が負担で悩んでいる…」という方には、堺市にも手数料の減額・免除制度(※)がありますよ。生活保護を受給している方など、一定の条件に当てはまれば粗大ごみ処理手数料が軽減される場合があります。事前に知っておくと安心ですね。
対象となるのは、たとえば以下のような方です。(詳細は堺市にご確認ください)
- 特別児童扶養手当受給者
- 70歳以上の単身世帯や老々介護の排出困難な家庭
- 65歳以上のホームヘルパーの介護を受けている者
- 身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳のいずれかを所持している方
この制度を利用するには、事前に証明書類の提示や申請手続きが必要です。自分が対象か迷うようなら、まず堺市粗大ごみ受付センターに問い合わせてみましょう。
使える制度を活用して、経済的な負担を減らしながら粗大ごみを処分していきたいですね。
堺市で粗大ゴミの持ち込み処分はできる?

粗大ゴミって、持ち込みで処分できますか?
はい、堺市では可能です。事前に予約をしていただければ、指定の清掃施設へご自身で持ち込んで処分できます。
「回収日まで待てない…」「自分で運んで早く片づけたい」そんなときは、粗大ごみの自己搬入という方法があります。堺市でも条件を満たせば、処理施設へ直接持ち込んで処分できます。引っ越し前など、急ぎのときに便利ですね。(※1)
- 持込場所:①クリーンセンター臨海工場(住所:堺市築港八幡町1番地70)(※2)
②クリーンセンター東工場(住所:堺市東区石原町1丁102番地)(※3) - 受付方法:事前申し込みが必要
- 持込日時:①月曜〜土曜 午前8時30分〜午後4時30分まで(午前11時30分〜午後0時15分を除く)
②月曜〜土曜 午後0時15分〜午後4時30分まで - 料金:100kgまで一律1,700円(100kg超過分は10kgごとに170円)
「予約が埋まっている」「引っ越し日が近い」「車でまとめて出したい」という場合にも向いています。予定が合えば、その日のうちに処分できることもあります。
ただし、事前予約は必須です。搬入時の積み下ろしは自分で行うため、大型家具は運べるか確認しておきましょう。持ち込めない品目もあるので、申し込み時に確認しておくと安心です。
手間はかかりますが、スケジュールに合わせて処分できるのがメリット。堺市で粗大ごみを早く処分したい方は検討してみましょう。
(※1)堺市「粗大ゴミの直接持ち込み」
(※2)クリーンセンター臨海工場
(※3)クリーンセンター東工場
自治体で粗大ゴミとして回収できないもの

「一辺30cm以上のもの」なら、全部粗大ゴミとして出せるんですよね?
実はそうとも限らないんです。法律や安全面の理由で、自治体では回収できないものもあるんですよ。
堺市でも、サイズに関係なく粗大ごみとして回収できない品目があります。処理基準により対象外となるものもあるため、申し込み前に確認しておきましょう。
① 家電リサイクル法対象の家電製品
見た目は粗大ごみに思えても、次の4品目は家電リサイクル法の対象となるため、堺市では粗大ごみとして回収していません。メーカーによるリサイクルが義務づけられている家電です。
- エアコン
- テレビ(ブラウン管・液晶・プラズマ)
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・衣類乾燥機
これらは堺市の粗大ごみ処理券を貼っても収集されません。申し込み前に必ず確認しておきましょう。
堺市で家電リサイクル法対象品を処分する方法は、主に次のとおりです。
- 買い替えの際に家電量販店へ引き取りを依頼する
- 家電リサイクル券を用意し、指定引取場所へ持ち込む
- 回収サービスを行う販売店や不用品回収業者へ依頼する
リサイクル料金はメーカーやサイズによって異なりますが、目安は数千円程度です。自分で運ぶのが難しい場合は、出張回収を利用するのも一つの方法ですね。
「堺市に申し込んだのに回収されなかった…」というケースの中には、この家電4品目が含まれていた例もあります。少し手間でも、事前確認を忘れずに進めましょう。
②パソコン
「パソコンも堺市の粗大ごみで出せたら助かるのに…」と思いますよね。ですが、堺市ではパソコン本体やディスプレイは粗大ごみとして回収していません。家庭用パソコンは資源有効利用促進法により、メーカー回収が義務づけられているためです。
PCリサイクルマークが付いていれば、原則としてメーカーが無料で回収します。マークがない場合も、有料で回収してもらえることがあります。 データが残っているのが不安な方は、データ消去サービスに対応した回収業者を利用するのも一つの方法です。
堺市の粗大ごみ処理券を貼っても回収されませんので、申し込む前に、メーカー回収か専門業者への依頼かを確認し、自分に合った方法で処分しましょう。
③危険物・適正処理困難物
大きさに関係なく、危険性があるものや特殊な処理が必要なものは、堺市では粗大ごみとして回収できません。こうした品目は「危険物」や「適正処理困難物」とされ、通常の粗大ごみ収集の対象外になります。
堺市で粗大ごみとして出せない代表例は、次のようなものです。
- 消化器
- 灯油・ガソリン・軽油などの燃料類
- 塗料・スプレー缶
- バイクやタイヤ、バッテリー類
- 農薬・殺虫剤・漂白剤などの薬品類
- ピアノ
- 耐火金庫
- 医療系廃棄物
特に注意したいのが、未使用のスプレー缶やリチウムイオン電池(モバイルバッテリーなど)です。収集車内で発火し火災につながるおそれがあるため、「少量だから大丈夫」と粗大ごみに混ぜてしまうのは非常に危険です。
これらの品目は、次の方法での処分が一般的です。
- 購入店やメーカーに回収を相談する
- 専門の処理業者や不用品回収業者へ依頼する
- 堺市の担当窓口に問い合わせる
「堺市の粗大ごみに出していいのかな?」と迷ったら、粗大ごみ受付センターや環境部門に確認しておくのが確実です。ひと手間かけるだけで、事故やトラブルを防げますよ。
④ 事業系粗大ゴミ
堺市で粗大ごみとして出せるのは、あくまで家庭から出る不要品に限られます。見た目が家庭用の家具でも、仕事で使用していたものは「事業系ごみ」となり、堺市の粗大ごみ収集では回収していません。
たとえば、次のような品目は事業系扱いになります。
- オフィスデスク・事務用チェア
- 店舗用のカウンターや什器
- パーテーション・業務用ラック
- コピー機・大型プリンター・業務用シュレッダーなどのOA機器
在宅ワークが増えていますが、判断基準は「置いていた場所」ではなく「用途」です。自宅にあっても、業務で使っていたものは家庭ごみとしては出せません。
「家庭用だと思って出したのに回収されなかった…」というケースもあります。少しでも迷う場合は、堺市粗大ごみ受付センターへ事前に確認しておくと安心ですね。ひとこと問い合わせるだけで、回収トラブルを防げます。
引越し・急ぎの粗大ゴミの処分はどうする?

「引っ越し間近なのに粗大ごみの手続きが終わってない…」ということ、意外とありますよね。そんなときは、堺市の粗大ごみサービスをどう使うかがポイントになります。
堺市の自治体回収はすぐに依頼できる?
堺市の粗大ごみ収集は、電話またはインターネットでの事前予約が必要です。申し込んでから収集日までは数日〜1〜2週間ほどかかることもあり、引っ越しシーズンや年度末は特に予約が埋まりやすい傾向があります。予定が決まり次第、できるだけ早めに申し込んでおくと安心ですね。
ポイントは、まず回収日を押さえておくこと。出す品目がすべて確定していなくても、概算で申し込める場合があります。粗大ごみ処理券の購入はあとからでも対応できるため、日程の確保を優先しましょう。
引っ越し前は何かと忙しくなりますが、堺市の粗大ごみ収集を先に予約しておけば、直前に慌てる心配も減ります。余裕をもって計画的に準備を進めていきたいですね。
もう来週引越しなんですけど、今からでも自治体に申し込めますか?
申し込みはできますが、混雑時期だと間に合わないことも…。急ぎなら民間の回収業者も検討してみてくださいね。
不用品回収業者を利用する
「堺市の粗大ごみ予約が取れなかった…」「退去日が迫っていて間に合わない!」そんなときに選択肢になるのが、不用品回収業者の利用です。
堺市周辺には、即日や翌日に対応してくれる業者もあり、時間指定や室内からの搬出まで任せられるのが大きなメリットです。重たい家具を運べない方や、仕事で時間が取れない方にも使いやすいですね。自治体回収より費用は高めですが、スピード重視なら心強い方法です。
引っ越し前は予定が詰まりがちなので、「堺市の粗大ごみ収集に間に合うか」を早めに確認しておきましょう。時間に余裕があれば自治体回収、急ぎなら不用品回収業者、と状況に合わせて選ぶとスムーズです。事前に段取りを整えておけば、直前のバタつきも防げますよ。
業者って高そうなイメージあるけど…やっぱり便利なんですね。
たしかに費用は少しかかりますが、そのぶんスピードも安心感も抜群です。時間を優先したい方には特におすすめですよ。
堺市の粗大ゴミに関するよくある質問(FAQ)
堺市の粗大ごみは、収集日の朝9時までに指定場所へ出す必要があります。前日の夜に出すと、通行の妨げや不法投棄と誤解されることがあるため、当日の朝に出しましょう。
堺市の粗大ごみ処理手数料券(400円券)は、市内のコンビニやスーパーなどの指定取扱店で購入できます。すべての店舗で販売しているわけではないため、事前に確認しておくと安心です。
エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機は家電リサイクル法の対象品目のため、堺市の粗大ごみでは収集できません。販売店への引き取り依頼や指定引取場所への搬入が必要です。
堺市では、高齢の方や体が不自由な方を対象に「ふれあいサポート収集」という搬出支援制度があります。条件を満たせば、事前申請のうえで職員が玄関先まで収集に来てくれます。
堺市の粗大ごみ収集は事前予約制のため、当日予約や即日回収はできません。引っ越しシーズンは混み合うため、早めの申し込みが安心です。
まとめ
堺市で粗大ごみを処分する流れは、「事前予約 → 処理手数料券の購入 → 指定場所へ排出」が基本です。電話またはインターネットで申し込み、案内された金額分の処理券を貼って、収集日の朝9時までに出せば回収されます。
引っ越しシーズンは予約が埋まりやすいため、早めの申し込みが安心ですね。急ぐ場合は不用品回収業者の利用も検討しましょう。出し方や対象外品目は、堺市公式サイトで事前確認しておくと安心です。
早稲田大学文学部卒。在学中、不用品回収特化型メディア「不用品回収の窓口」を開発・運営。ハウスクリーニング・お庭仕事・害虫駆除の領域にも精通し、1000社を超える出張業者の業務改善や集客改善に注力。環境省が主催する「使用済製品等のリユース促進事業研究会」へ定期的に参加し、ゴミ問題解決に取り組んでいる。暮らしの悩み領域に関する多様な記事の執筆・監修も担当。